本番を終えて

さて、ブログがなかなか書けずにいましたが、昨日学年末の実技試験が終わり、やっとパソコンに向かうことができるようになりました。

演奏は、フェーリンクのエチュードから1ヶ月前に出される課題曲、マルティヌーのオーボエ協奏曲、そしてシルヴェストリーニの無伴奏の曲の3曲です。

エチュードはリズム、音程、ダイナミクス、アーティキュレーションなど、基本的な要素の正確さが要求されます。

マルティヌーの協奏曲は、試験ですから正確さはもちろんですが、音色、ヴィブラート、アゴーギクなどに変化をつけて、自分なりの表現をしなければなりません。

シルヴェストリーニの曲は、1980年代に書かれた現代曲であり、とにかく難曲で、しかも無伴奏ですから、最初から最後まで音に集中しなければなりません。

どこをとっても難しく、次々と押し寄せてくるハードルを越えなくてはなりませんが、気持ちよく跳び越えられるハードルもあれば、そうはいかなかったハードルもありました。

アレクサンダー・テクニークは、「常に今この時に自分がいる」という意識を持つレッスンを繰り返します。

演奏中に、うまく越えられなかったハードルをいつまでも引きずっていたり、これから来る高いハードルの不安を抱えたりすることなく、気持ちは淡々とその瞬間の音楽に向き合うことができるようになりました。

ステージから降りると、反省点が次々と浮かんできますが、落ち込むことなく、次のステップに向かって今日も吹き始めます。

櫻樹祭で出会った女の子に教えられたこと

上野学園大学の学園祭「櫻樹祭」が終わりました。

サークル「アレクサンダー・テクニーク研究会」の模擬店「特別ワンコインレッスン」には、予想をはるかに超える方がお越し下さり、開店前から閉店後まで、教師は休みを取る間もないほどの盛況ぶり。お越し下さった方々に感謝申し上げます。

最年少は小学校2年生の女の子。もみじほどの大きさの手で、とても見事にピアノ演奏を披露してくれました。本人も演奏後は満足した様子。

僕もとても感動しました。そのことをこの女の子にも伝え、笑顔がこぼれます。ところが、この新米アレクサンダー・テクニーク教師は、フォルテの表現を出したい時に、少しばかり首をすくめることに目が釘付けになっていました。「もしかしたら、もっといい演奏ができるかもしれないよ。」とアドヴァイス。そのアドヴァイスを活かして再び演奏してもらったら、確かにより表現の幅が広がったように聞こえました。

お母さんも「よく先生から姿勢のことは注意されるんです。」と、アレクサンダー・テクニークに満足してくれました。的確なアドヴァイスができたと思い込んだこの新米教師は、女の子の笑顔が消えていたことに気づくのに、少しばかり時間がかかりました。

「この子には自分のやることを選択する権利がある。」そのことに思いが至った時には既に遅し。慌てて「自分のやりたいことは自分で決めることができるんだよ」と声をかけたり、「お父さんお母さんは、このことを決して強要しないでくださいね」とお願いしたりしましたが…

アレクサンダー・テクニークは、決して正しいことを見つけることではありません。当然、間違っていることを指摘することでもありません。あくまでも自分の望みを自分が選択したやり方で喜びを持ってやる、そんなメソッドだと僕は考えています。今回のことは、僕にとって忘れられない経験となりそうです。そのことを教えてくれた女の子に感謝します。

櫻樹祭2日目は…

僕が所属しているもう一つのサークル「下谷楽派(作曲・編曲・即興サークル)」のコンサートは、11/5 10:00- 上野学園大学第1リハーサル室(オーケストラスタジオ)にて。

学生が作曲、編曲した曲を、若いみんなで演奏します。

上野学園の学園祭で特別レッスンが受けられる!

僕が通っている上野学園大学の学園祭「櫻樹祭」がこの週末、11/4,5に開催されます。

今年サークルとして学内に「アレクサンダー・テクニーク研究会」を立ち上げました。

そしてそして!サークルの模擬店(!)として、ワンコイン(500円)特別レッスンを行います!  *11/4のみ 11:00~17:00

教師陣は、僕が通ったボディ・チャンス(アレクサンダー・テクニーク教師養成学校)の同期の皆さんです。

普段から、「練習でできることが本番で上手くいかない」とか「難しいところでついつい力が入ってしまう」とか「演奏を続けると痛みが出る」とか、何かにつけて、「疲れる、辛い、苦しい」と思いながらも頑張っている学生を多く見かけます。

そんな人のためにお役に立てばと思いこのレッスンをやることとしました。

学園祭ですから、学内学外問わず、どなた様でも受けられます。「アレクサンダー・テクニークって最近時々耳にするけど一体なんなの?」と思われてる方!ぜひこの機会にお越しください。

教師陣の詳細はこちら

【ワンコイン】楽器別アレクサンダー・テクニークレッスン【特別講座】