平成30年度第2期「アレクサンダー・テクニーク講座 入門編・実践編」参加者募集のお知らせ

 あいホールでの講座がスタートして1年半が経ち、参加者の数は100人を超えました。多くの方にアレクサンダー・テクニークを学んでいただけたことを大変うれしく思っています。

参加してくださった方は、楽器、声楽、ダンスに関わる方、スポーツインストラクター、介護士など実に多彩です。

 アレクサンダー・テクニークの講座では、あなたがやりたいことをやるときに、最大限のパフォーマンスができるように「心と体の使い方」を学びます。

 コンサート本番前の緊張が、身体を固くしてしまったり、毎日やる動作なのにいつも痛みが伴うので大変な思いで家事をしていたり、大切なプレゼンなのにあがってしまってうまく言葉が出てこなかったり。こんな課題を解決し、よりよいパフォーマンス、充実した仕事や日常生活に向かうことができることを目指しています。

 緊張からくる力み(りきみ)をとるコツを覚えたら高い音も気持ちよく歌えるようになった、あるヨーガのポーズをとるときに感じる痛みがなくなった、速いテンポでも力が入らず演奏を続けることができた等の感想をいただきうれしく思っています。

 講座の入門編では、骨格や筋肉の話、緊張が体にどんな影響を与えているか、自分を観察するとはどういうことか等々を学びます。

 実践編では、参加者お一人お一人に対して、あなたのやりたいこと、こうなりたいという願いを明確にし、いま起きている心と体の動きを丁寧に観察しながら、解決したい課題に向き合っていきます。

 これからの人生に、「アレクサンダー・テクニーク」という新しい引き出しを一つ、加えてみてはいかがでしょうか。

 平成30年度第2期の受付が始まりました。

平成30年度~アレクサンダー・テクニーク秋~(9月~12月)

2018オーボエフェスティバル終了

5/12,13、愛知県東海市にある東海市芸術劇場にて、日本オーボエ協会主催「2018オーボエフェスティバル」が開催されました。

オーボエ協会主催による初めてのオーボエコンクール、海外から招聘された一流奏者の公開マスタークラスやコンサート、ダブルリードアンサンブルの競演、オーボエ史のパネルディスカッション、リードよろず相談室、楽器店・メーカーによる展示会など、ぎっしりと詰め込まれた今回のプログラムの中に、オーボエ人のためのアレクサンダー・テクニーク講座を設けてくださいました。

二日間で計5回の講座に、約50人強の方が参加!用意しておいたテキストを2度もコピー増刷するほど予想以上にご参加いただいたことは本当にうれしく思います。。

約20万年前、まだ人類が本能に頼りながら生きていく哺乳類として生きながらえていたころに、この身体は設計されました。その身体のデザインのままに、その後、手を使って精密な道具をつくったり、言葉によってコミュニケーションをしたりしながら、文明社会を形成していくことになりました。

本能のままに生きることがままならないことが多くなってくると、身体の中でさまざまなことが起こります。

例えば、今起きていることではないことを不安に思い続けること。

哺乳類動物としてならば、今、目の前にある危機のためにだけ身体が反応すればよいものを、演奏中に失敗してしまった過去のことをずっと悔やみ続けること、加えてこれからやってくる難関パッセージを切り抜けられるかどうか、そのことで頭がいっぱいになってしまう。こうなると、今その瞬間に演奏しているにも関わらず、そのことについて思いが及ばなくなってしまいます。

私が考えるアレクサンダー・テクニークとは、このミスマッチングを解決して、身体本来の姿で今の瞬間にやりたいことがやれるようになる、そんなメソッドです。

そのために、私が大事にしているのが、

①    頭と環椎(首の一番上の骨)の関係性

②    (観察、分析、プランニング、全体化、実験を繰り返す)意識的コントロール

③    「結果にこだわる」か「結果に至るまでの道程、やり方を大事にする」か

の3つです。

講座ではそんなことをお話しながら、時々みんなで音を出して観察してみることも行いました。

最後に、オーボエ100人ほどの大合奏。こんなにたくさんのオーボエが一斉になったらどんな音がするんだと戦々恐々でしたが、それはそれは澄み切った青空のように清々しいものでした。演奏終了後、講座に参加してくださった方々が「頭と環椎の関節のことを意識したら気持ちよく吹けた」、「呼吸がとても楽だったよ」など次々に声をかけてくれました。

2018オーボエ・フェスティバルでアレクサンダー・テクニークを

日本オーボエ協会主催のフェスティバル。

今年は初めて関東圏を離れて、愛知県東海市で行われます。

全国大会ですから、日本の中心近くで行われるのは多くの人にとって便利なことですよね。

オーボエに関すること、音楽も楽器もリードもレッスンも、そして何といっても素敵な演奏が盛りだくさん!

そんな中で、オーボエ人のためのアレクサンダー・テクニーク講座をさせていただくことになりました。

両日で計4回開催の予定。

日頃オーボエを吹いているときに気になることがある方、アレクサンダー・テクニークに関心のある方、ぜひこの機会に体験してみませんか。

アレクサンダー・テクニーク@あいホール

今年度のアレクサンダー・テクニーク講座@あいホールが5月から始まります。

昨年度の様子や参加者(及び参加できなかった方)の要望(参加しやすい会費にしてほしい、開催日が少ない等)をお聞きして、カリキュラムを大幅に変更しました。

まず、入門編は1回(2,000円)のみ。ここで、アレクサンダー・テクニークについて概要をお伝えします。自分に必要かも、と思ったら実践編へ。

実践編は、3回が1セット(8,000円)。

あいホールのwebサイトをご覧いただければ一目瞭然ですが、開催日が怒涛のごとくに羅列されてます。都合のつく日時を選んでお越しください。

https://ai-hall.com/events/%E5%B9%B3%E6%88%9030%E5%B9%B4%E5%BA%A6%EF%BD%9E%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%98%A5%EF%BD%9E%EF%BC%885/

さくら咲く

 さて、昨年末から3月の間、音大受験生(声楽)のレッスンを行いました。

 内容は、イタリア歌曲、コンコーネ、新曲視唱、聴音…もちろん専門ではありませんから、どのようにアレクサンダー・テクニークを使うか、という視点からのレッスンです。

 足の位置、手の位置、歌い始めの発音やブレス、高音を出すためにやっていることなどを共に観察し、ご本人に頑張って言語化してもらい、そこから導き出された新たなプランを試してみる、そんなことを繰り返しました。

 昨日、愛知県にある県立の芸術大学に無事「合格」したとの嬉しい知らせが届きました。

 

あいホールでの入門講座第四期(1~3月)が終わりました。

 あいホールでの入門講座第四期(1~3月)が終わりました。受講生(スポーツインストラクター、DJ、社交ダンス、管楽器、弦楽器、シンガーソングライター、ヴォイストレーナー、子育てママなど)はご自分の「仕事」「趣味」「日常生活」での「よりよい身体の動き」や「緊張や不安の解消」を目指して、熱心に受講してくださいました。

 入門講座で必ず伝えていることは次の3点です。

    頭と脊椎の関係に意識をもつ

    意識的に身体をコントロールするための観察、分析、プランニング、実験

    結果にこだわりすぎず、そこに至るまでのやり方や道筋を楽しむこと

このことについては、後日一つずつじっくりとお話ししたいと思います。

 受講後のアンケートでは「今までの意識や練習方法が変わりました」「今後も継続して学んでいきたいと思います」などの感想をいただきました。

 

本番を終えて

さて、ブログがなかなか書けずにいましたが、昨日学年末の実技試験が終わり、やっとパソコンに向かうことができるようになりました。

演奏は、フェーリンクのエチュードから1ヶ月前に出される課題曲、マルティヌーのオーボエ協奏曲、そしてシルヴェストリーニの無伴奏の曲の3曲です。

エチュードはリズム、音程、ダイナミクス、アーティキュレーションなど、基本的な要素の正確さが要求されます。

マルティヌーの協奏曲は、試験ですから正確さはもちろんですが、音色、ヴィブラート、アゴーギクなどに変化をつけて、自分なりの表現をしなければなりません。

シルヴェストリーニの曲は、1980年代に書かれた現代曲であり、とにかく難曲で、しかも無伴奏ですから、最初から最後まで音に集中しなければなりません。

どこをとっても難しく、次々と押し寄せてくるハードルを越えなくてはなりませんが、気持ちよく跳び越えられるハードルもあれば、そうはいかなかったハードルもありました。

アレクサンダー・テクニークは、「常に今この時に自分がいる」という意識を持つレッスンを繰り返します。

演奏中に、うまく越えられなかったハードルをいつまでも引きずっていたり、これから来る高いハードルの不安を抱えたりすることなく、気持ちは淡々とその瞬間の音楽に向き合うことができるようになりました。

ステージから降りると、反省点が次々と浮かんできますが、落ち込むことなく、次のステップに向かって今日も吹き始めます。

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

年末はいくつか演奏する機会をいただきました。そして、この年末年始、学年末試験にむけ、こもって音出ししてます。

これに際して一番に心掛けたのは、その場に一緒にいてくださる方々、その空間、演奏する曲、そして自分自身との関係性でした。

音を出すこと、演奏をすることは、人と人、場、作品、そして自分自身の心と体を1つにしてくれます。

豊かでかけがえのないこの時間を、これからも大事に大事に過ごしたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

アレクサンダー・テクニーク入門講座(1〜3月期)のお知らせ

浜松市の文化施設「あいホール(通称)」で行われるアレクサンダー・テクニーク入門講座の来年1〜3月期の募集のお知らせが「広報はままつ12月号(表紙は幼少の直政役、寺田心ちゃん)」に掲載されています。

この入門講座は、「アレクサンダー・テクニークって何?」、「自分には必要なものなのかな?」という方、「最近よく耳にするので、一度受けてみたい!」という方、「昔一度受けたことがあるけどそれっきり、でもなんか気になる」という方、つまりはこのメソッドの教師以外の方でしたら、どなたでも受けていただける講座です。

このメソッドは端的にいうと、自分の習慣化された(無意識な)動きを、再度よーく観察して、必要ならば新しい意識的な動きに変えていこうというものです。

腰が痛かったり、肩が凝りやすかったり、楽器の演奏でなかなか上手くいかないことがあったり、これらの多くは、実は自分自身の習慣的な動きに要因があることが多いのです。ですから、その動きを変えただけで痛みやコリがなくなったり、できないことができるようになったりします。

ただこのメソッドは即効性があるものではありません。どんな動きをしているかをじっくりと観察し、改善点があればそれを試してみて、うまくいけば採用、ダメだったら新しいやり方を模索する。新しいやり方を身につけるための時間もかかります。

これは一人でやるのはとても大変なこと、客観的に観察したり、新しい試みを思いつくのは至難です。ですからこのブログの「アレクサンダー・テクニークのお話その3、4」でお話しした通り、「時間」と「仲間」が必要になります。

そんなお話しから始まって、現代人の身体(心と体)の動きの仕組み、それぞれの動きをみんなで観察し合う、新しい動きのプランを考えてみるなんてことをやります。

どうぞお越しください。

アレクサンダー・テクニーク講座へのお誘い

さて、ここまで、僕が考えるアレクサンダー・テクニークのお話を進めてきました。

そして、ここからはぜひ体験していただいて、このメソッドが今の自分にとって必要かどうかを見極めていただきたいというわけで、そのための講座をご案内します。

「いつまでも清々しい心と体で」というタイトルで、アレクサンダー・テクニークの入門講座を開催しています。

入門講座では、前半に「アレクサンダー・テクニークとは何か」「自分自身の日々の動きにどのように役に立つか」を座学、後半は自分のやりたいことで実践体験をします。

回数は全3回、場所は浜松にある「あいホール(通称)」とよばれる浜松市の公共施設です。そう、この講座は浜松市の事業です。市の事業として行われているのは珍しいんじゃないかと。

既に三期を終え、この講座で「自分にはこのメソッドが必要かも」と思った方が、中級コースに進まれています。この中級コースこそが、時間をかけて仲間と観察しあう場、みなさん体と心と頭をフル回転させて取り組んでいます。

入門講座、次回は1月から

募集は12/15から始まります。詳細は以下の通り

【日時】

①土曜日午後コース

平成30年1月27日(土)、2月10日(土)、3月10日(月)午後2時~4時

②土曜日夜間コース

平成30年1月27日(土)、2月10日(土)、3月10日(月)午後7時~9時

③月曜日午前コース

平成30年1月29日(月)、2月12日(月)、3月12日(月)午前10時~12時

【申込】

12月15日(金)午前9時から、講座名「アレクサンダー・テクニーク入門」、希望コース、氏名、電話番号を直接あいホール窓口、またはファクス、Eメールでお申込ください。

【FAX・メールの宛先】

浜松市男女共同参画・文化芸術活動推進センター (あいホール)

FAX:053-412-0377

メールアドレス:culture@ai-hall.com

【問合せ先】

浜松市男女共同参画・文化芸術活動推進センター (あいホール)

TEL:053-412-0350  FAX:053-412-0377

メールアドレス:culture@ai-hall.com

浜松市中区幸三丁目3-1

※写真は講座の様子