2018オーボエ・フェスティバルでアレクサンダー・テクニークを

日本オーボエ協会主催のフェスティバル。

今年は初めて関東圏を離れて、愛知県東海市で行われます。

全国大会ですから、日本の中心近くで行われるのは多くの人にとって便利なことですよね。

オーボエに関すること、音楽も楽器もリードもレッスンも、そして何といっても素敵な演奏が盛りだくさん!

そんな中で、オーボエ人のためのアレクサンダー・テクニーク講座をさせていただくことになりました。

両日で計4回開催の予定。

日頃オーボエを吹いているときに気になることがある方、アレクサンダー・テクニークに関心のある方、ぜひこの機会に体験してみませんか。

アレクサンダー・テクニーク@あいホール

今年度のアレクサンダー・テクニーク講座@あいホールが5月から始まります。

昨年度の様子や参加者(及び参加できなかった方)の要望(参加しやすい会費にしてほしい、開催日が少ない等)をお聞きして、カリキュラムを大幅に変更しました。

まず、入門編は1回(2,000円)のみ。ここで、アレクサンダー・テクニークについて概要をお伝えします。自分に必要かも、と思ったら実践編へ。

実践編は、3回が1セット(8,000円)。

あいホールのwebサイトをご覧いただければ一目瞭然ですが、開催日が怒涛のごとくに羅列されてます。都合のつく日時を選んでお越しください。

https://ai-hall.com/events/%E5%B9%B3%E6%88%9030%E5%B9%B4%E5%BA%A6%EF%BD%9E%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%98%A5%EF%BD%9E%EF%BC%885/

さくら咲く

 さて、昨年末から3月の間、音大受験生(声楽)のレッスンを行いました。

 内容は、イタリア歌曲、コンコーネ、新曲視唱、聴音…もちろん専門ではありませんから、どのようにアレクサンダー・テクニークを使うか、という視点からのレッスンです。

 足の位置、手の位置、歌い始めの発音やブレス、高音を出すためにやっていることなどを共に観察し、ご本人に頑張って言語化してもらい、そこから導き出された新たなプランを試してみる、そんなことを繰り返しました。

 昨日、愛知県にある県立の芸術大学に無事「合格」したとの嬉しい知らせが届きました。

 

あいホールでの入門講座第四期(1~3月)が終わりました。

 あいホールでの入門講座第四期(1~3月)が終わりました。受講生(スポーツインストラクター、DJ、社交ダンス、管楽器、弦楽器、シンガーソングライター、ヴォイストレーナー、子育てママなど)はご自分の「仕事」「趣味」「日常生活」での「よりよい身体の動き」や「緊張や不安の解消」を目指して、熱心に受講してくださいました。

 入門講座で必ず伝えていることは次の3点です。

    頭と脊椎の関係に意識をもつ

    意識的に身体をコントロールするための観察、分析、プランニング、実験

    結果にこだわりすぎず、そこに至るまでのやり方や道筋を楽しむこと

このことについては、後日一つずつじっくりとお話ししたいと思います。

 受講後のアンケートでは「今までの意識や練習方法が変わりました」「今後も継続して学んでいきたいと思います」などの感想をいただきました。

 

本番を終えて

さて、ブログがなかなか書けずにいましたが、昨日学年末の実技試験が終わり、やっとパソコンに向かうことができるようになりました。

演奏は、フェーリンクのエチュードから1ヶ月前に出される課題曲、マルティヌーのオーボエ協奏曲、そしてシルヴェストリーニの無伴奏の曲の3曲です。

エチュードはリズム、音程、ダイナミクス、アーティキュレーションなど、基本的な要素の正確さが要求されます。

マルティヌーの協奏曲は、試験ですから正確さはもちろんですが、音色、ヴィブラート、アゴーギクなどに変化をつけて、自分なりの表現をしなければなりません。

シルヴェストリーニの曲は、1980年代に書かれた現代曲であり、とにかく難曲で、しかも無伴奏ですから、最初から最後まで音に集中しなければなりません。

どこをとっても難しく、次々と押し寄せてくるハードルを越えなくてはなりませんが、気持ちよく跳び越えられるハードルもあれば、そうはいかなかったハードルもありました。

アレクサンダー・テクニークは、「常に今この時に自分がいる」という意識を持つレッスンを繰り返します。

演奏中に、うまく越えられなかったハードルをいつまでも引きずっていたり、これから来る高いハードルの不安を抱えたりすることなく、気持ちは淡々とその瞬間の音楽に向き合うことができるようになりました。

ステージから降りると、反省点が次々と浮かんできますが、落ち込むことなく、次のステップに向かって今日も吹き始めます。

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

年末はいくつか演奏する機会をいただきました。そして、この年末年始、学年末試験にむけ、こもって音出ししてます。

これに際して一番に心掛けたのは、その場に一緒にいてくださる方々、その空間、演奏する曲、そして自分自身との関係性でした。

音を出すこと、演奏をすることは、人と人、場、作品、そして自分自身の心と体を1つにしてくれます。

豊かでかけがえのないこの時間を、これからも大事に大事に過ごしたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

アレクサンダー・テクニーク入門講座(1〜3月期)のお知らせ

浜松市の文化施設「あいホール(通称)」で行われるアレクサンダー・テクニーク入門講座の来年1〜3月期の募集のお知らせが「広報はままつ12月号(表紙は幼少の直政役、寺田心ちゃん)」に掲載されています。

この入門講座は、「アレクサンダー・テクニークって何?」、「自分には必要なものなのかな?」という方、「最近よく耳にするので、一度受けてみたい!」という方、「昔一度受けたことがあるけどそれっきり、でもなんか気になる」という方、つまりはこのメソッドの教師以外の方でしたら、どなたでも受けていただける講座です。

このメソッドは端的にいうと、自分の習慣化された(無意識な)動きを、再度よーく観察して、必要ならば新しい意識的な動きに変えていこうというものです。

腰が痛かったり、肩が凝りやすかったり、楽器の演奏でなかなか上手くいかないことがあったり、これらの多くは、実は自分自身の習慣的な動きに要因があることが多いのです。ですから、その動きを変えただけで痛みやコリがなくなったり、できないことができるようになったりします。

ただこのメソッドは即効性があるものではありません。どんな動きをしているかをじっくりと観察し、改善点があればそれを試してみて、うまくいけば採用、ダメだったら新しいやり方を模索する。新しいやり方を身につけるための時間もかかります。

これは一人でやるのはとても大変なこと、客観的に観察したり、新しい試みを思いつくのは至難です。ですからこのブログの「アレクサンダー・テクニークのお話その3、4」でお話しした通り、「時間」と「仲間」が必要になります。

そんなお話しから始まって、現代人の身体(心と体)の動きの仕組み、それぞれの動きをみんなで観察し合う、新しい動きのプランを考えてみるなんてことをやります。

どうぞお越しください。

アレクサンダー・テクニーク講座へのお誘い

さて、ここまで、僕が考えるアレクサンダー・テクニークのお話を進めてきました。

そして、ここからはぜひ体験していただいて、このメソッドが今の自分にとって必要かどうかを見極めていただきたいというわけで、そのための講座をご案内します。

「いつまでも清々しい心と体で」というタイトルで、アレクサンダー・テクニークの入門講座を開催しています。

入門講座では、前半に「アレクサンダー・テクニークとは何か」「自分自身の日々の動きにどのように役に立つか」を座学、後半は自分のやりたいことで実践体験をします。

回数は全3回、場所は浜松にある「あいホール(通称)」とよばれる浜松市の公共施設です。そう、この講座は浜松市の事業です。市の事業として行われているのは珍しいんじゃないかと。

既に三期を終え、この講座で「自分にはこのメソッドが必要かも」と思った方が、中級コースに進まれています。この中級コースこそが、時間をかけて仲間と観察しあう場、みなさん体と心と頭をフル回転させて取り組んでいます。

入門講座、次回は1月から

募集は12/15から始まります。詳細は以下の通り

【日時】

①土曜日午後コース

平成30年1月27日(土)、2月10日(土)、3月10日(月)午後2時~4時

②土曜日夜間コース

平成30年1月27日(土)、2月10日(土)、3月10日(月)午後7時~9時

③月曜日午前コース

平成30年1月29日(月)、2月12日(月)、3月12日(月)午前10時~12時

【申込】

12月15日(金)午前9時から、講座名「アレクサンダー・テクニーク入門」、希望コース、氏名、電話番号を直接あいホール窓口、またはファクス、Eメールでお申込ください。

【FAX・メールの宛先】

浜松市男女共同参画・文化芸術活動推進センター (あいホール)

FAX:053-412-0377

メールアドレス:culture@ai-hall.com

【問合せ先】

浜松市男女共同参画・文化芸術活動推進センター (あいホール)

TEL:053-412-0350  FAX:053-412-0377

メールアドレス:culture@ai-hall.com

浜松市中区幸三丁目3-1

※写真は講座の様子

アレクサンダー・テクニークのお話 その4

続き

時間がかかるのはなんとなくわかる。でも、仲間が必要とはどういうことか。

と思われましたね。

僕が学んだBodyChanceの教師養成コースはグループレッスンが大半で、個人レッスンを受けるためには、追加でお金がかかりました。

個人レッスンでは、確かに大いに学ぶところがあるのですが、なかなか自分の変化に気づくことができません。

一方でグループレッスンでは、メンバーの多くが変化に対してそれなりのリアクションをしてくれて、後付けでも変化を認めることができます。そして、自分が他メンバーの変化を観察する目も育ってきます。

他人に対しても自分に対しても、観察することを学べたのは何といってもグループレッスンの場でした。そしてそこには、いつも教師になるという共通の目標をもった仲間がいたのです。

アレクサンダー・テクニークのお話 その3

「アレクサンダー・テクニークをしっかりと使ったのにやっぱり失敗しちゃったじゃないか!」とおっしゃる人もいます。さて、これは本当でしょうか。

アレクサンダー・テクニーク〜使おうと意識しても、その動きをする直前ギリギリに、今まで自分を動かしていた習慣が出てしまう。この強い(そして一時はとても役に立ってくれた)習慣と決別するためには、新しいプランが根付かなければなりません。

残念ながら、このメソッドは即効薬ではありません。ゆっくりじっくりと時間をかけて習慣を書き換えていく作業を、粛々とこなさなければなりません。

「練習」とは本来こういうことではないか、と考えています。できないことをできるようにするのではなく、できなくさせている習慣をできる習慣に変えていく。

アレクサンダー・テクニークの教え方は、前回お話ししたように、人によって違います。

そして、僕が大事にしたいことは以下の二つです。

① 「頭と脊椎の関係性にお願いして、◯◯(やりたいこと)をする」←これを動きの際にはいつでも(!)意識する。

② 何が起きたかを、客観的に観察する。

この二つを現実的に実行できるようになるためのトレーニングには、時間(人によってかかる時間はまちまちです)と仲間(仲がいい必要はありません^_^;)が必要です。

つづく…..